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各ジャンルで活躍する名古屋東通企画の仲間、クリエイターたちを紹介。何を考え何を目指しているのか。個性あふれる社員が映像制作の魅力を語っています。
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情報バラエティ
福田和陛
チーフディレクター・演出
2004年入社。栃木県出身
関西の大学を卒業後、名古屋で就職。
入社以来、CBC、CTV、NBN、THKでレギュラー&特番など17番組を担当。現在はCBC「花咲かタイムズ」のチーフディレクターを務める。
「第20回中映協映像コンテスト番組部門」最優秀賞を受賞。

感情揺さぶり未知体験届ける

笑う、感動する、感心する、ワクワクする、「視聴者の気持ちを動かす」。感情を揺さぶって未知の体験を届けることを常に考えています。これからのテレビで大切なのは広く、深く、刺さること。これまでいわゆる内輪ウケと呼ばれていたノリを多くの人に共有してもらい番組のファンになってもらうことです。演出やチーフディレクターという立場が多いので自分のやりたいことを分かってもらうことが重要で、出演者、取材相手、番組スタッフが同じ方向を向き力を合わせれば見ている人にもきっと伝わると思います。まだまだ見たことのないジャンルや演出方法はきっとあると思っています。

それが視聴率につながればもちろん嬉しいのですが、それ以上に取材を受けてくれたお店の人や出演してくれたタレントや芸人の皆さんの魅力を120%引き出してテレビを見た時にガッカリさせない!必ず喜んでくれることを意識しています。自分が関わったVTRをスタジオの出演者が見て笑ってくれると苦労が報われた気がします。

相手想像する

こんなことをしたら相手は喜ぶかな?いい反応してくれるかな?など相手を想像すること。
相手あっての仕事なので常に他者の姿を想像して仕事をしています。もともとラジオ志望だったこともあって見えない相手を想像するのは得意なのかもしれません。いつかはラジオの仕事って思っていましたが、テレビの仕事が面白くなって気づけば長く続けています。

情報ニュース番組
山本あきな
監修・ディレクター
2011年入社。愛知県出身。
生まれてから一度も愛知から出たことがない、
生粋のナゴヤ人。
朝・昼・夕方、全ての時間帯で、
生放送ワイドショーを経験。
現在は中京テレビ「キャッチ!」で、
特集コーナーを監修。
「NNS全国情報番組大賞」優秀賞、
「日本民放連盟賞特別表彰部門」優秀賞を受賞。

視聴者という友達おしゃべり

テレビを見ている人たちが思わず画面に向かって話しかけてしまう。私は視聴者という友達とおしゃべりする感覚で番組を作っています。友達とカフェで話をするとき、皆さんはどんな話し方をしますか?「ねえねえ最近すっごく面白いお店見つけたんだ!」こんな風に話しかけませんか。私はこれをそのままナレーションにします。
そして「実はそのお店すっごく安いんだけど、その秘密知ってる?」と続けます。

あえて話し口調でナレーションを作ることで、テレビを見ている人もちょっと気になって私の話に耳を傾けてくれる…、と勝手に思っています。

大学時代にマスコミを目指すゼミの仲間が「昔いじめられていて人生が楽しくなかったけど、テレビに出ていた芸人さんが面白くて思わず笑顔になった。だからテレビの仕事を目指したい」そう話してくれました。もしテレビの前の誰かが自分が作ったVTRとおしゃべりして、笑顔になってくれたら最高です。​現在はSNSなどを通じて視聴者の言葉をダイレクトに感じることができるので、誰かが反応してくれたりつぶやいてくれることが番組制作へのモチベーションになります。

ミーハーごころ

新しいものが好き!いろんなことが知りたい!まさに“ミーハーごころ”全開でテレビ業界に入りました。
関係者でなければ入れない場所、会えない人、誰よりも早く最新情報を知ることができるなど新しいもの好きにはたまりません。テレビマンは何に対しても好奇心を持って首を突っ込めることが大切です。

旅番組
古田豊治
演出・ディレクター
2012年入社。愛知県出身。
入社間もなくCBCのゴゴネタという全国ネットの番組を担当。その後CBC、THK、TVAなどでレギュラーや特番を受け持つ。現在は、名古屋テレビの長寿番組「ウドちゃんの旅してゴメン」の演出ディレクターをメインに担当。

リスペクト

番組を作るということは、撮影の対象になる人や場所があります。まずはその方たちをリスペクトすることが大事です。取材先へ失礼がないように、その分野について勉強することから始め、相手と打ち解けて撮影がスムーズに行えるような環境づくりを心がけています。それは視聴者に対しても同じです。長く続いている番組であれば、そのテイストを壊すことなく「番組ファンには何が響くのか」「どんな話なら楽しめるのか」を考え、ディレクターがカメラを回すような自由度の高い番組ならワンカットで人に感動を届けられるような映像を撮るようにこだわります。番組によって自分の撮影・編集スタイルを変えることも時には必要だと思います。様々な番組を経験しいろいろなノウハウを学びました。相手を思いやるからこそ自分の作った番組に、取材対象者からお礼をいただけたり、SNSでコメントされるなど誰かしらのリアクションがあるとやりがいを感じます。

30代半ばになる私は、これを後輩にも引き継いでいかなければと感じることが多くなりました。20代前半の社員とは感覚のズレはありますが、逆にそれが勉強になり自分の成長にもつながっています。後輩の意見にも耳を傾け否定することなく受け入れるリスペクトの心がやはり大切だと感じます。

個性磨く

人間なので苦手分野があることは当然。そんな中でも光るものを持っておくことが大切です。個性を磨くことで番組作りの役に立つ、仕事が舞い込んでくる、ということはよくあります。スマホやSNSの台頭で映像世界の敷居は低くなっていると思います。様々な映像があふれる中で、プロはそのクオリティをさらに上げること、さらに個性(得意分野)を生かすことが大事だと思います。

報道ドキュメンタリー
部倫子
記者・ディレクター
2012年入社。愛知県出身。
入社以来、名古屋テレビの報道部記者として日々のニュースや企画を担当。「メーテレドキュメント」「テレメンタリー」、夕方のニュース情報番組で特集ディレクターも経験。
「テレメンタリー2021 7~9月クール」優秀賞受賞、「東京ドキュメンタリー映画祭」で上映。

誰か良いキッカケ

番組制作にはディレクター、カメラ、音声、編集担当など多くの人が関わっていてそれぞれが「良い番組を作りたい」と強い思いを持って取り組んでいます。ディレクターとして自分の意志はしっかり持ちながらもみんなの思いを取り入れられるように努めています。

 

テレビ番組はとても多くの人の目に触れるものです。取材を受けていただいた方の姿や言葉、思いを丁寧に拾って放送に乗せることはもちろん、視聴者に「明日買いに行こう」「困っている人を支援してみよう」「この言葉が励みになった」など“使える情報”を届けることを意識しています。描いたものが、どなたかの人生の“良いキッカケになる番組”を作ることができればと努力の日々です
ドキュメンタリー番組を放送後、SNSで「苦しんでいた悩みが救われた」というコメントを目にしたときは、大きなやりがいを感じました。​

真摯さ

子どもの頃からテレビを見ることが大好きで、日常の悩みを忘れさせてくれる大切な時間でした。テレビの力で人を笑顔にできるお手伝いができればと思いこの仕事を志しました。しかし報道取材は楽しいものだけではなく、厳しくつらい状況に目を向けなければいけない瞬間があります。「真摯に向き合い続けること」が多くの情報、言葉、思いを伝えることにつながると思います。

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